ヒストリー

  

レクタンギュラ―ステップカーシブドケース復刻にあたって

ヒストリー

ロ-ドエルジン社が復刻第一号に選んだモデルは「レクタンギュラ-ステップカ-シ-ブドケ-ス」。
ロ-ドエルジンを象徴する角形のフェイス。その独特な形状はレクタンギュラ-ケ-スのセンタ-フロントからステップをつけ、さらにケ-スごとに湾曲にそり返らせた「ステップカ-シ-ブドケ-ス」。最高モデルであったのは間違いない。

フロントに添えられた球面強化クリスタルから覗くカウンタ-がアラビア数字で時間と分を表示する、所謂「機械式デジタル時計」である。スイス製手巻きの機械式ム-ブメントの上に二枚のディスクを時針・分針として構成している。


ヒストリー

復刻とはいえ、全く同じものを作るだけでは意味がない。レクタンギュラ-2013には現代的なアレンジを加える必要があった。最高モデルの原形をとどめながらも、よりスタイリッシュにそして重厚感あふれる仕上がりにするため、メッキの厚さにもとことんこだわった。
通常の表面加工では0.1~0.5μが一般的だが、レクタンギュラ-ゴ-ルドにはその100倍にあたる10μのメッキを施している。
10μメッキの製法は、まず18金を7μメッキした後、その上から23k3μメッキを施して仕上げる。多くの手間と時間を費やすこの製法でなければレクタンギュラ-2013の独特の風合いは出せない。

そしてこのこだわりはレザ-ベルトにも及ぶ。レザ-ベルトは素材と質感を重視し、独自のル-トでイタリア製最高級の革を入手、厳選を経てその革は飛騨高山に運ばれ、ここにしかいない日本屈指の革職人の手により一つずつ手作りで仕上げられる。

「品質は全てに優先する」エルジン創業者のベンジャミン・ダブル・レイモンド氏の精神、熱意、愛情を引き継ぎ、ム-ブメントはスイス製手巻きム-ブを採用、信頼のおける品質管理の証として香箱車に「LORD ELGIN」のロゴを刻印。

ロ-ドエルジンの新たな歴史が始まる。そんな想いから復刻第一号「レクタンギュラ-ステップカ-シ-ブドケ-ス」は完成までに3年以上もの生産期間を費やし、多くの苦戦と葛藤の末に完成した他社では真似のできないこだわりの逸品なのである。


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