時間にも温度がある。
1950年代のアメリカ黄金期、人々は自由の名のもとに人生のサクセスを夢見て熱狂の日々を送った。
シネマ、ミュージック、アート、ファッションのみならず、自動車業や金融業など、あらゆる分野が反映し、希望と自信に満ちていた。アメリカを代表する時計ブランド『エルジン』も、あの時代の象徴であった。
日本で復刻した新生『ロードエルジン』は、まさに古き良きアメリカを体現したデザインコンセプト。
時代が進みアメリカが変貌しても、アメリカンドリームの熱き精神は、永遠に消えることはない。
『ロ-ドエルジン』とは1864年創立のエルジン時計社で生産されていた高級ライン。ロ-ドエルジンの時計はその名にちなみ、イギリスのエルギン伯爵に贈呈され、その紋章の使用を許されたことからわかるように、エルジン時計社の中でも一線を画した最高級時計として位置づけられたものでした。
ロ-ドエルジンは創立以来ヨ-ロッパの時計技術に追いつき追い越せと真摯に革新と技術を磨き続けた結果、いつしかそのデザイン、技術は当時のヨ-ロッパ時計を超え、ついにアメリカを代表する高級時計として社交界を席巻、世界中の人々の憧れの時計となりました。
高級時計の名を欲しいままにしてきたロ-ドエルジンですが、アメリカの時計産業の衰退とともに、60年代後半からその隆盛に翳りが見え始めました。
大きな時代の変化に抗うことができず、エルジン社は社の存続のため、ロ-ドエルジンの生産中止を決断せざるをえませんでした。
ロ-ドエルジンの生産中止後、エルジン社はその実力を発揮することのないまま、まるで眠れる獅子のごとく、1970年代より現在に至るまで、市場で多く見られる大衆向けの男性用腕時計会社としてのみ知られるようになったのです。
2013年、満を持し、30年の歳月をかけ、日本のロ-ドエルジン社が高級時計『ロ-ドエルジン』を再び蘇らせることに成功しました。
創始者ベンジャミン・W・レイモンドの精神と時計技術をそのまま継承し、さらに現代日本の最新技術を加えることによって可能となった温故知新の逸品が『レクタンギュラ-2013』です。
ここにしかない価値ある逸品。ロ-ドエルジンは手にする人のみならず、故ベンジャミン・W・レイモンドに恥じない納得の芸術品であることをお約束いたします。
『品質は全てに優先する』
エルジン創設者のベンジャミン・W・レイモンド氏の精神、熱意、愛情を受け継ぎ、ワンランク上のライフスタイルを演出するロードエルジンを皆様にお届けします。
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